日本では手に入らない「スーベニアメダル」！グアムに来たならぜひ「グアムバージョン」を作ってみてくださいね！

アメリカで秘かに流行っていて、決して日本で流行ることが出来ないもの。それは一体なんだと思いますか？今回はアメリカ準州グアムならではの、ユニークなお土産を紹介しましょう。

上の写真、これが「アメリカで秘かに流行っていて、
決して日本で流行ることが出来ないもの」の答えです。

実はこれが「スーベニアメダル（Souvenir Medal）」と呼ばれる、硬貨のペニー（1￠）を機械で潰し、新しい絵柄を刻印したもの。日本では「貨幣損傷等取締法」により貨幣を損傷または鋳潰すことが禁じられていますが、アメリカでは犯罪や不正を目的としない限り、このようにお金を潰すことは違法ではないのです。

スーベニアメダルは1892年にシカゴのエキスポ会場に初登場して以来、アメリカの観光地をメインに様々な箇所に「ペニーマシン」と呼ばれる機械が設置され、全米に多くのコレクターを生み出したそうです。
そしてアメリカ各地の様々な絵柄のスーベニアメダルを収納するための「コレクションブック」まであるというから驚き。残念ながら私たちが探した限りでは、グアムでコレクションブックは販売されていないようですが、グアムらしいかわいい絵柄のスーベニアメダルはグアムでも手に入りますので、ぜひお土産や旅行の記念に作ってみてください。

では、スーベニアメダルが作れる場所と作り方を紹介しましょう。

グアムでペニーマシンが置いてあるのは私たちが調べたところ5カ所、「アンダーウォーターワールド」ロゴショップ前通路、タモン地区にある「ウェスタン フロンティア ビレッジ」、アガニアショッピングセンター2階の「マーケットプレイス」、「恋人岬」、タロフォフォ村にあるレストラン「ジェフズ・パイレーツ・コーブ」にあります。

そしてこれがペニーマシン。早速作ってみましょう！！

恋人岬にあるペニーマシン

用意するのはペニー（1￠）1枚と、工賃としてクォーター（25￠）2枚。作り方はとっても簡単。硬貨投入口に硬貨を入れるだけ。あとは自動的に内部のローラーが回転してペニーが潰され、新しい絵柄が刻印される仕組みになっています。

ペニー1枚とクオーター2枚をセットして、
硬貨を乗せたこのレバーを押し込みます。

内部にはこのようなローラーがあり、
これが自動的にグルグル回ることによりペニーが潰され、
新しい絵柄が刻印されます。

アンダーウォーターワールドのロゴショップ前通路にあるペニーマシンには複数の絵柄があるので、まず絵柄を選択し、その後に硬貨を投入し自分で手前にあるハンドルを回します。ハンドルを回していると途中から少し重く感じ始め、硬貨を潰している感触が手に伝わりますよ。

アンダーウォーターワールドのロゴショップ前通路にあるペニーマシンでは、
最初にハンドルを回して赤い矢印の箇所に刻印したい絵柄をもっていきます。

元のペニーよりかなり薄く、楕円形になったスーベニアメダルが完成！
アンダーウォーターワールドのロゴショップ前通路にあるペニーマシンでは、
カメ、シャーク、イルカなど、かわいい海の生き物たちの絵柄が8種類刻印できます。

恋人岬では、ここでしか手に入らないこんな絵柄も。
残念ながら行った時はペニーマシンが故障中でした・・・。

左はジェフズ・パイレーツ・コーブならではの絵柄、ドクロマーク！！
右はマーケットプレイスのグアム島のシルエットです。

手元にあるペニーを見てみると、キラキラ光る比較的きれいなものから、すっかり光沢を失ったものまでいろいろ。ちょっと汚いなと思うものでも、スーベニアメダルになるとなかなかいい仕上がりになりますよ。

左がきれいなペニーで作ったもの、右がちょっと汚れたペニーで作ったものです。
ウェスタン フロンティア ビレッジではイナラハン村の「ガダオ洞窟」に残された、
古代チャモロ人による象形壁画の絵柄が刻印されます。
知る人ぞ知る、とってもグアムらしい絵柄です。

とても安くて日本に持ち帰るのにもかさばらず、それでいて作る楽しみもあって、グアムでしか手に入らず、これからアメリカ各地を旅行する際の楽しみにもなるスーベニアメダル。かかるお金は1回たった51￠でありながら、とっても価値はあると思いますよ！

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