北陸地方の空の玄関口「新潟空港」が国際空港であるのをご存知ですか?日本海側の「地域拠点空港」として、国内は5都市6路線、海外はロシア、中国、韓国、そしてグアムの6路線を定期運航している、れっきとした国際空港です。東日本大震災の影響で、5月13日(金)から運休となっていたグアム路線が7月15日(金)に定期便として運航を再開しました。本州日本海側を発着する唯一のリゾート路線から、南国グアムへひとっ飛びしてはいかがですか。
7月15日(金)の定期便再開第一便には、
運航再開を待ちわびていた人達が殺到し、ほぼ満席となりました。
日本全国、どこの空港にも負けないアクセスの良さに加え、
意匠に優れた外観と利用者に優しい動線を有する、という新潟空港。
首都圏や関西にお住まいの方には夢のような便利さですね。
居住地域に寄り添うように、世界への玄関口が整備されているなんて。
この利便性を活用しない手はないですね。
その定期便再開第一便で、一週間の仕事を終えた友人がグアムにやってきました。市内からわずか25分で新潟空港に到着、金曜日のグアム便は午後8時発のため、余裕でその日のうちに海外へ脱出できるのです。新潟空港へのアクセスは、新潟駅から直通リムジンバスで約25分、高速道路の出口から10分という抜群のロケーション。首都圏と違って車の渋滞がないので、時間を確実に読めるということでした。
航空会社のカウンターには約2時間前から人が集まり始めます。
定期便再開第一便には「海の日」の3連休を利用できるということもあり、
余暇を楽しもうとする若いカップルやご家族、
洗練された大人まで幅広い層の個人客が目立ちました。
シーズンによっては3世代家族や社内旅行、
そして避寒地としてグアムを選ぶ年配の方の姿が増えることもあります。
新潟空港に着くとグアム便を知らせる案内が点灯。
オフィスを出てから30分、すでにバカンス気分です。
いよいよ搭乗時間が迫ってきました。
3時間半後には南の島に到着です。
新潟県に長年在住する友人は、グアムを訪れる度に日本海の海と南国グアムの海の姿の違いに感動するのだそうです。グアムの海はのどかなので、訪れた方には穏やかな趣や開放的な気分を味わってほしいと言っていました。特に感受性の豊かな子供や若い世代がグアムを訪れると、オープンマインドが養われるのでは、と言います。グアムで心の豊かさを育み、そして、ご家族やご友人など大切な方との絆を南の島で確認してほしいと思います。新潟の皆さん、あなたの街から世界への扉を開いてはみませんか?
こちらはグアム島の恋人岬、タモン湾の絶景を眺望できます。
もちろん新潟県柏崎市との姉妹提携を伝える石碑もありました。
ところで、新潟県とグアム、切っても切れない特別な関係があるのをご存知ですか?新潟県の柏崎市とグアムは姉妹関係になるのです。えっ、何のこと?と思われる方も多いのでは。柏崎市にある「日本海フィッシャーマンズケープ」の恋人岬は、グアムの恋人岬と姉妹提携され、2003年9月に行われた「恋人岬姉妹提携式典」では、グアム準州知事夫人をはじめ政府関係者らが参列して盛大に行われました。柏崎市にもグアムにも恋人岬にまつわる悲恋の伝説があります。
恋人岬についてはこちらから。
http://www.visitguam.jp/guide/detail.php?id=5
こちらは柏崎市にある日本海フィッシャーマンズケープの恋人岬。
2003年にグアムの恋人岬と姉妹提携されたことを伝えています。
そして、東日本大震災からの復旧が進められている仙台空港も、世界への扉が再開されました。7月25日(月)に、東日本大震災後初めての国際便が仙台空港からグアムへ向けて飛び立ちました。グアムからはミス・ユニバース・グアムも駆けつけ、「仙台 グアム定期路線 運航再開記念式典」に参列、そしてグアムのミュージシャンによるアコースティックライブが行われるなど、復興への願いを込めた催しが行われました。
7月25日(月)の臨時便は満席の乗客を乗せてグアムに向けて旅立ちました。
グアムではローカルの子供たちも仙台便の到着を待ちわびていました。
3月11日(金)以降初めて仙台空港を飛び立った
国際便がグアム国際空港に降り立ちました。
仙台空港からグアム行きの臨時便は7月25日(月)以降、7月28日(木)、9月15日(木)、9月18日(日)、9月22日(木)の各日に運航され、10月2日(日)から定期便の運航再開が予定されています。グアムは仙台空港をご利用の皆さんの来島を心待ちにしています。