今年も待ちに待ったこの季節がやってきました!グアムでは今、マンゴーが最盛期を迎えています。 晴れ渡る空の下、この時期の恒例イベント「アガット村 マンゴーフェスティバル(Agat Mango Festival)」が6月7日(土)と8日(日)に開催されました。マンゴーづくしのこのイベント、今年もローカルからツーリストまで多くの来場者で賑わっていました!
マンゴーフェスティバルはさまざまなマンゴーを見たり、 食べたりできる楽しいイベントです。
会場には沢山のフードやドリンクのブースが並び、どれにしようか迷ってしまいます。今年は豊作だったのか、試食を行っているブースがいくつもあり、店頭は採れたての完熟マンゴーで溢れていました。
ローカルマンゴーはあちらこちらで販売されていて 多くのローカルが大きな袋をいくつも下げて大量に購入していました。
大人気の、採れたてマンゴーのスムージー! 試食用に一口サイズのカップに入れて、通りを歩く人に配っていました。 良い天気だったので、とても美味しくいただきました!
ローカルやツーリストにも大人気のマンゴーですが、フルーツとしてそのままいただくのはもちろん、ここでは実に様々なマンゴーの美味しさに出会えます。スムージー、ドーナツ、ケーキやマフィンなど定番スイーツの他、新しい食べ方も発見できますよ!
こちらは定番の"マンゴードーナツ"。 生地にマンゴーが入っていて、食べるとふんわりとしたマンゴーの甘みが 口いっぱいに広がります。
タピオカ、ココナツミルクにマンゴーをトッピングしたデザートです。
こちらは初めていただくデザート。 マンゴー、スイカ、オレンジ、そしてきゅうりなどが入っていて 上から甘辛いソースがかかっています。 デザートというよりサラダ感覚で、不思議な味だけど美味しい!
日本人では珍しいかもしれませんが、青いマンゴーのピクルスはグアムの定番の味です。フルーツではなく野菜感覚でいただく、パリパリとした食感の酸味と辛味のあるマンゴーピクルス、私は大好きです。 マンゴーフェスティバルで毎年登場する"マンゴーの食べ比べコーナー"でも試食体験ができます。タバスコ(アメリカ)、醤油(日本)、韓国(キムチ)、フィリピン(バゴーン)など各国の調味料で味付けされたマンゴーが並びます。ちなみにバゴーンとは、フィリピンの魚類を原料とした塩辛のような調味料です。
こちらが、マンゴーの食べ比べコーナー。 フルーツでありながら、意外とどれも美味しくいただけるのが不思議です。
マンゴーにはビタミンA、βカロチン、ビタミンC、葉酸がたっぷり含まれ、青いものはビタミンCの含有量が多く、熟すとβカロチンの量が増えるそうです。美肌を目指す女性にもお勧めのフルーツです。
コンペティション会場では、マンゴーの大きさや美しさなどが部門ごとで競われました。
こちらは"大きさを競う部門"のため、 とてつもなく大きなマンゴーが並んでいます。
iPhone4と比べると、その大きさが分かるでしょうか。 軽く20cmは超えています!
"ビューティフル部門"では、オレンジやほんのり赤みがかった 見るからに瑞々しくて美味しそうなマンゴーが並んでいます。
マンゴーフェスティバルではグアムで収穫されたマンゴーのみが使われますが、カラバオマンゴー、ピーチマンゴー、バナナマンゴー、パパイヤマンゴー、スミスマンゴーなど、その種類はとても豊富です。会場にディスプレイされたマンゴーも様々で、同じフルーツとは思えないぐらい見た目が異なります。きっと美味しさも違うんでしょうね。
こちらは農家から出品されたマンゴーです。
プレートには生産者の名前とマンゴーの種類が書かれています。
マンゴーフェスティバルにも、グアムのフェスティバルではお馴染みのBBQなどのフードや、ローカルアーティストによるクラフト作品のブースが登場していました。ステージではローカルミュージシャンによる演奏、そして子供向けの乗り物やバウンスハウスなどもあり、子供から大人まで沢山の人で賑わいました。
とにかく暑かった2日間。 訪れた人は屋根の付いた場所でマンゴーを食べながら ステージショーなどを楽しんでいました。
毎年この時期に開催されるマンゴーフェスティバル。レンタカーでしか行くことができませんが、ツーリストらしい日本人の方々も沢山見かけました。来年この時期にグアムにいらっしゃるご予定がありましたら、是非アガット地区まで足を伸ばしてみてくださいね。
昨年・一昨年のマンゴーフェスティバルの模様はこちら。 http://weekly.visitguam.jp/2013/06/post-375.html http://weekly.visitguam.jp/2012/06/6-2.html
今年のマンゴーフェスティバルの模様はこちら。 http://www.mangofestivalgu.com/