先日予告でご案内したグアムの自然を舞台にしたオフロード競技「コンカー(KONQER)」。11月29日(日)澄み渡る青空の下、500名を超える参加者が行く手を阻む数々の障害に挑みました。ウェブサイトでは事前にコース紹介がありましたが、初開催とあって実際にはどんなものが待ち構えているのか誰もわかりません。今までにないユニークなコースで、単独参加の場合は体力の他に忍耐力が、チーム参加の場合はタイムではなくチームワークが問われる内容でした。皆さんそれぞれ初レースを楽しんでいました。



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タイムより、格好良さより、楽しんだもの勝ちのコンカー。
数々の障害もこの笑顔と元気で乗り切っていきます。
(Photo provided by Pivot)



コースの距離は4マイル(約6.5km)、そこには泥水のプール、9フィート(約2.7m)の高さの壁など14の障害が用意されています。ソロ参加の場合は一人でこれらの障害を乗り換え、チーム参加の場合は互いに協力しながら障害をクリアしチームメイト全員が一緒にゴールするのがルールです。



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スタートして最初の障害がこちら、9フィートの壁です。
ネットが用意されていますが、逆に足を取られて思うように進みません。
先に降りた人がネットを支えるなどして仲間を助けます。



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その後も次々と障害が待ち構えています。
仲間と一緒ならどんな障害も楽しくクリアできそう!
こんな泥水も一緒にジャンプ!
(Photo provided by Pivot)



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簡単そうに見えるタイヤの道、距離は25ヤード(約22m) 。
前半は軽やかにジャンプしていても最後は足を持ち上げるのも辛そう。
(Photo provided by Pivot)



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コースの中盤で登場したのは学校の運動場でもおなじみの雲梯(うんてい)。
凸凹道を走り、障害を乗り越え仲間を支えた後ではかなりキツイ障害のよう。
屈強な男性が手を滑らせて落下する姿を何度も見かけました。
(Photo provided by Pivot)



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障害のない場所でも、こんな荒野のようなエリアも走ります。
(Photo provided by Pivot)



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でもどんなに辛くても仲間が一緒なら頑張れる!
(Photo provided by Pivot)



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子どもの背丈ほどある巨大なタイヤ、重さはどれぐらいあるのでしょう。
チームメイトと協力してデコボコ道を押していきます。
(Photo provided by Pivot)



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ゆらゆらと揺れるロープを腕の力で登り、上に付いている鐘を鳴らします。
女性にはキツイですが、男性が下でロープを支えるなどして
少しでも楽に登れるよう助けていきます。



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コンテナを乗り越えるこちらは、コース最後の障害です。



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ソロで参加した人同士でも助け合いながら
一緒にレースを展開している参加者もいたようです。
こちらの彼女たちもソロでの出場者。
ここまで3人で力を合わせて乗り越えてきました。
最後の障害も3人で一緒にクリア。



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ゴールでは、難関を突破した強者たちが次々と帰ってきます。
先ほどの彼女たちも一緒にゴール!



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ゴールでチームメイト全員が揃うと喜びも数倍に!
先にゴールインした出場者も帰ってくる選手たちを温かく迎えます。



レースは15分間隔でチームごとにスタート。午前9時から開始、最後のチームは午後3時45分にスタート。気合いを入れるスタート待ちのチームや、ゴールにたどり着いたばかりのチームが混ざり合って会場を沸かせていました。応援に来た家族や友達もフードスタンドでBBQやビールを買って観戦、みんなが思い思いに楽しめた1日になりました。



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ローカルイベントには欠かせないBBQ。
天気が良かったのでビールもどんどん売れていましたよ。



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子どもたちは会場内に設置されているミニサイズの
障害レースコーナーで遊んでいました。
ほかにもジップラインやロッククライミングもあり、
子どもにとっても楽しい1日だったでしょう。



グアムで初開催のイベントでしたが、とても盛り上がっていました。大の大人が泥んこになる姿は見ているだけで面白く、体をめいっぱい使って遊べることがちょっとうらやましかったりもしました。チームの性別、年齢、人数などは問われませんので、ぜひ来年はご家族で、友達同士で、参加してみませんか。