グアムといえば青い海や青い空、そして白い砂浜を想像する人も多いのでは?そのイメージにぴったりなグアムへは、日本全国6都市から約3時間30分のフライトで行くことができ、時差もわずか1時間。そんな人気のリゾート地に憧れて、グアムで働く日本人もたくさんいます。ホテルやレストラン、お店などで働くグアムの人は毎日、日本人と会う機会があり、日本の文化に興味を持っている人がたくさんいます。その影響かどうか、最近グアムの人々に人気なのはなんとたこ焼き!今回はグアムのたこ焼き事情をご紹介します。
早速グアムで話題のたこ焼きに注目してみましょう。たこ焼きの値段はお店によって違いはありますが、いずれも$5~$8ほどで販売されています。ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)で開催されていた『グアムサマービーチフェスティバル(GUAM SUMMER BEACH FEST)』のフードエリアにもたこ焼き屋さんが登場していましたし、チャモロビレッジのナイトマーケット、そしてタモン地区やタムニング地区にも登場しています。
毎週水曜日の夜に行われるチャモロビレッジのナイトマーケットには現在2つのたこ焼き屋さんがあるようです。それぞれユニークな特徴を持ち、店の前には長い列ができていてたこ焼き人気が一目でわかります。
ジュージューと美味しそうな香りで待つこと約20分、ほかほかアツアツのたこ焼きが出来上がりました。一度にたくさん焼き上がるのですが、一瞬にして売り切れます。それもそのはず。グアムの人は一人1パックずつ買うのではなく、家族や親戚の分まで大人買いのお客さんが多いためです。グアムの人は家族のつながりをとても大切にし、仲が良いのが特徴です。屋台でもそんなグアムの人たちの家族の硬い絆をみることができます。
たこ、チキン、シュリンプといろいろ試してみたい方にはコンビネーションで3種類を味わうことができます。お祭りの象徴として日本で愛されている一品を、グアム旅行の思い出として味わってみてもいいですね。
もう2軒目のお店では日系の若者がローカルの人と一緒になって料理していた、若者らしい明るい雰囲気の屋台です。こちらのお店、近々フードトラックをオープン予定だそうです。それだけグアムで人気と需要があるということですね。これからはナイトマーケットだけでなく、さまざまなローカルイベントでも会うことができそうです。
チャモロビレッジナイトマーケットは毎週水曜日5:00PM頃から9:00PM頃まで営業しています。たこ焼きの他、ローカルスタイルのBBQや南国スイーツ、トロピカルジュースなども楽しんでくださいね。
今やもう、どのローカルイベントに出かけても出会うことのできるたこ焼き。たこ焼き好きなローカルの人たちに聞いてみたところ、人気の理由は大きく分けて2つあるようです。1つ目はたこ焼きソースの甘辛な味。グアムのソウルフードであるBBQのたれも甘辛で、似たような味わいがグアムに根付いた理由のようです。
2つ目はアメリカ本国と違ってグアムにはたこを食べる習慣があること。アメリカやヨーロッパではたこを食べる習慣があまりありませんが、グアムでは伝統食の1つとしてケラグエンがあるように、昔から採れたての新鮮なたこを酢で和えたものを食べているからです。
以前もご紹介しましたが、『グアムサマービーチフェスティバル』で見つけたたこ焼き屋さん。外はカリッと、中はふんわり、そして日本人もグアムの人も大好きなソースをたっぷり。おまけにマヨネーズもたっぷり!
その他、グアムプレミアアウトレット(Guam Premier Outlet)のある通り沿いや、土曜日・日曜日の朝にデデド(Village of Dededo)で開催される朝市などに不定期で登場するたこ焼き屋のフードトラックがあります。グアムプレミアアウトレット近くにオープンしている時は買い物のついで、また通りがかりに、仕事の合間をみつけておやつ代わりに立ち寄るローカルをよく見かけます。この手軽さが人気の理由のようです。目印は明るいオレンジ色のトラック。ぜひチェックしてみてください。
また昨年はサンビトレスロード、通称ホテルロードにたこ焼きカフェ・タマ(Takoyaki Café TAMA)がオープンしました。 看板メニューはもちろんたこ焼き。テーブルにはのり&鰹節が置かれ、 マヨネーズも普通のものとスパイシーなものから選べます。辛い食べ物が好きな方は挑戦してみてくださいね。
<インフォメーション>
店名:たこ焼きカフェ・タマ(Takoyaki Café TAMA)
営業時間:11:00AM~11:00PM
定休日:なし
住所:1355 Pale San Vitores Road,Tumon Guam 96931
ロケーション:グアムリーフ&オリーブスパリゾート横
電話番号:648-8262