ホームパーティは基本的には屋外で行われることがほとんど。BBQパーティであったり、キャンプファイヤーをしながらのマシュマロパーティであったり形態は様々です。今回のパーティは身内だけのアットホームなパーティですが、100人以上集まる大規模なパーティになると豚の丸焼きが出てきたり、レンタルした大きなウォータースライダーやその場でプリントアウトしてくれる記念撮影サービスがあったりと、圧倒されるほどです。このようなパーティの様子はまたの機会にご紹介させて下さいね。
グアムのローカルパーティの楽しみは
なんと言ってもお料理!
ファミリーパーティの場合は、それぞれお料理を持ち寄ってバイキング形式になることがほとんどです。2週間ほど前に「パーティするから来てね!」というお誘いがあったのですが、その一声だけでこれだけのお料理、これだけの人数が集まれるというのも、グアムならでは。
レッドライスやパンシットを始めとする、ホテルやチャモロレストランで提供されているようなチャモロ料理やアジアン料理がたっぷり並んでいます。ビッグファミリーなだけあり、持ち寄りの料理も多種多様。初めて見る料理を試すのが筆者のパーティでの一番の楽しみだったりします。
パーティにBBQのお肉は絶対で、パンシットと呼ばれる麺料理も野菜が沢山使われているのでお気に入りです。この日はサラダを持って来てくれた方がいたので、2回目の取り分けは半分サラダ、半分パンシットにしました。お皿の下の方にある春雨にピリ辛ソースを和えた赤い麺料理が、今回の個人的なヒット。あっさりしていてとっても美味しかったです。デザートも含め、なんだかんだで計4回ほど食べてしまいました...。ローカルパーティあるあるです。
ひとつの遊具で何時間でも遊んでいられるのは、日本の子供と変わらないですね。大人たちは、ビールを片手に近況や昔話をひたすら語り合います。こちらのお宅には、大きなトランポリンが常時設置されています。日本でいうアパートやマンションのような集合住宅ももちろんありますが、戸建ての家だと庭が広い家が多いです。
音楽はグアムのローカルには欠かせないツールで、パーティが始まる前からずっと流れていたのですが、ここにきてノリノリのダンスミュージックにシフト!誰からともなく踊り出します。それにしても、グアムのローカルは「ご近所迷惑」という概念がそもそもないように感じます。1日中外で音楽を流していても、誰もクレームをつけたりしません。筆者の自宅でのパーティだと、いつの間にかご近所さんがギターを持って来て一緒に演奏していた、なんてことも当たり前のように起きます。
グアムに住むようになって感じたのは、音楽が身近にある環境で育ったせいか子供たち、すごくダンスが上手いです。そして可愛い。ローカルパーティで必ず登場するのが、大人たちによる「バイラン・チャチャ」というダンス。スペイン統治時代に影響を受けたとされるスパニッシュダンスです。3拍子リズムの独特なフットステップが特徴で、軽やかに気持ちよさそうに踊るイメージ。毎週水曜日に開催されるチャモロビレッジ(Chamorro Village)のバンドエリアに行くと、結構な確率でそのダンスが見られるかと思います。この辺りにも注目してみると面白いですよ。このようにグアムのローカルパーティは、手料理と音楽、そして家族や友達を想う気持ちで溢れています。今回はローカル目線のグアム紹介でした。