第3回『ランタンフローティングセレモニー(Lantern Floating Ceremony)』がガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(Governor Joseph Flores Memorial Park / イパオビーチパーク, Ypao Beach Park)で開催されました。日本文化のひとつでもある「灯籠流し」をグアムでも行い、戦争や災害、病気や怪我などで亡くなった愛する家族や友達などを弔う式典です。参加者それぞれが平和を願いました。
グアムに移住した日本人の子供や孫にあたる日系2世や3世を中心に組織化されたグアム日系人会主催のこのイベントでは、両国の文化を象徴した灯篭を使用することにこだわりがあります。日本で古くから伝わる和紙をイメージした薄い素材を使うことと、先住民チャモロ時代から使用されている船「プロア(Proa)」を型に土台を使うことにより、両国の絆の強さ、人との繋がりの大切さを表しています。
ランタンフローティングセレモニーは年齢や人種を問わず誰でも参加することができます。受付で名前を登録すると係りの人が手順を説明してくださいます。使用するランタン(灯篭)はグアム流にアレンジされていてとても新鮮なのに、なぜか親近感が湧きます。
まずはじめに、用意された紙にメッセージを書きます。用意されたテーブルには色とりどりのペンが並びます。