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グアムの短大生、未来のシェフ達による自慢のおもてなし！

Thursday, May 17, 2018 11:52 AM by アイランド・ママ

白い砂浜に青く透き通った海が広がるビーチ、ヤシの木がそびえ立つ緑豊かな南のパラダイス、グアム。世界的なリゾート地として知られているだけあり、数々の一流ホテルが建ち並んでいます。そのため、ツーリストの方々だけではなくグアムの人達もそれらを通して一流のサービスを受ける機会が多く、ホテルやレストランなどのサービス業に根をおろす人も少なくありません。特に将来を考える若者にとって、ホテル関係の仕事はとっても身近な職業です。今回ご紹介するのは、グアムコミュニティーカレッジ(Guam Community College)の調理学科による、食べ放題ブッフェイベント、「マイラ・タ・ファン・ボカ!(Maila Ta Fan Boka!)」をご紹介します。

グアムで唯一調理学科のある専門学校、グアムコミュニティーカレッジ。将来シェフまたはパティシエを目指す人が通っています。調理だけではなく、テーブルサービスやワインについて学び、プロの調理人に必要な知識と技術を磨く機会が与えられ、卒業した後、一流ホテルやレストランで修行を積む人も多いようです。

「マイラ・タ・ファン・ボカ!(Maila Ta Fan Boka!)」がテーマのこちらのビュッフェ、意味は「食べにおいで！(Come and Eat!)」と言うだけあって学生以外の誰でも参加が可能。ローカルの方はもちろんツーリスの方も気軽に食事が楽しめるようになっています。

サクサクに揚げ上がったベトナム風からあげ。

写真にある料理以外にもたくさんの料理が並び、

一流ホテルのビュッフェのようでした。

盛り付けも鮮やかなこちらのビュッフェ、実はここまで仕上がるのには理由があります。グアムコミュニティーカレッジの調理学科は、地元の5スターホテルと提携しており、一流シェフ直々の技術を学ぶことが出来るようになっているからです。また、この記事の一番初めの写真の真ん中に写っている、料理長のポール・ケーナー(Paul Kerner)さんは、ハワイ州やフロリダ州にある有名ホテルに勤めたことのある経験豊富なシェフで今はグアムコミュニティーカレッジの指導料理長。その技術が受け継がれています。

会場には学生らしい手作りのデコレーションがあって

心がホッコリしました。

デコレーションもタイ・ベトナムを意識しているようで、

小規模ながらも人を喜ばせようという気持ちが伝わりました。

「マイラ・タ・ファン・ボカ!(Maila Ta Fan Boka!)」は週に一度のビュッフェで、約2ヶ月間続きます。下ごしらえから、調理、ディスプレイやサービングに至るまで、全て学生によって行われます。その期間中にグアム旅行をする予定のある方は、学生さんによる心のこもったおもてなしを受けてみてはいかがでしょうか。