島内ドライブに出かけたり、タモン地区や観光スポットを歩いたりしていると目に付く巨大壁画。グアムの豊かな自然や人々の日常を描いたもの、ココバード(グアム個有の鳥。別名グアムクイナ)やガダオケーブに残された古代チャモロの象形文字などグアムを象徴するモチーフを描いたもの、グアム島旗のデザインとなっている紋章など、さまざまな壁画を島のあちらこちらで見ることができます。今回はグアム最新のアートイベント『2018グアム・スプレイケーション(2018 Guam Spraycation)』で誕生した、新たな壁画をご紹介します。
落書きで汚された街や村を蘇らせようと、10年ほど前から政府機関をはじめ、各団体・企業などがアートプロジェクトに乗り出し、アートを通してさまざまなメッセージを投げかけてきました。
現在、多くのツーリストの方々がカメラを向けるバス停のかわいいイラストも、元々は「アイ・ラブ・グアム(I LOVE GUAM)」アイテムを手がけるアーチウェイ(Archway)という会社が始めたものです。
その他にも多くの団体や企業、そしてアーティストの協力により、素晴らしい壁画を島の各所で見ることができます。グアムの自然や歴史、チャモロ文化に関するものも数多いので、ドライブや散歩を楽しみながら、同時にこれらのアートも見ていただければと思います。