
グアム最大のヨットでイルカクルーズへ
このカタマランと呼ばれる双胴船タイプのヨットの特徴は、安定感があり、横揺れが少なく、スペースが広いところ。海でのバカンスに慣れたツーリストは、カタマランヨットでのクルーズを好むそうですが、その理由が良く分かります。
私はすぐに船酔いしてしまうたちなのですが、今日はあえて酔い止めの薬を飲まずにこのイルカウォッチングに挑戦。さて、どうなることでしょう。
船長のケンさん「今日も間違いなくイルカに会えるよ」。
そうこう言っている間にイルカが群れをなすポイント、リザオ周辺へやってきました。
船長のケンさんは「100%イルカに遭遇できるから楽しみにしていて」と言います。
それを聞いてなんだかワクワクしてきました。
いました!いました!イルカの集団に出会えました!さあ、しばし停泊して、
イルカウォッチングの開始です。
カップルイルカも赤ちゃんイルカも、みんな元気に泳いでいます。グアムで観れるイルカはみんな、餌付けされていない、野生のイルカ達なんですよ!
ジャンプのサービス!ありがとう!
今日の群れは、30匹くらいの集団。ここのイルカたちは、水族館のイルカショーさながらのスピンを連続で披露してくれることもあるそう。
イルカは人が手を叩く音を好むそうで、拍手をして、もっとヨットの近くに来てくれるようクルーがアピールします。イルカが好む音楽をかけたりもします。
船の真下で泳ぐイルカたちを床から覗き見してみました!
スノーケルから戻ってきたら、今度は底釣りに挑戦。ホットドックソーセージの角切りが今日のお魚の餌です。糸を下ろすとあっという間に魚が集まってきます。海面からはその様子が良く見えるのですが、なかなか釣れずに苦戦。思ったより難しい~。
このヨットの前方には、クルーがトランポリンと呼ぶ網状の床があり、寝そべって隙間から水面を見下ろすこともできます。私もさっそくそこに寝そべってみると、イルカが船の真下を泳ぎ始めました!
なんだかまるでイルカと一緒に泳いでいる気分!これはまさにイルカウォッチングにぴったりの船なんですね。
ところで、イルカは2才を過ぎる頃にもう親離れして、自分の伴侶を探し、一緒に行動するようになるそう。そんなに早くひとり立ちできるんですね。
さて、イルカたちとお別れしたら、そこから少し移動して今度はスノーケリングを楽しみましょう。今日のアガットの海は驚くほどに静かで、海底が透けて見えるから、浅瀬なのかと勘違いするほど。ライフジャケットを着用するので足がつかなくても心配いりません。
しばし美しいグアムの青い空と海に抱かれながら、リーフフィッシュ ウォッチングを楽しみましょう。
やった、奇麗なお魚が釣れました!
<インフォメーション>
ツアー名:イルカウォッチングアドベンチャー
催行時間:1便7:30~、2便9:45~、3便13:30~(3便目は15名以上のリクエストによる催行)
所要時間:約4時間
料金:大人 $65、子供(5~11才) $35、4才以下無料
申し込み・問合せ:タートルツアー 671-646-1710
その他:スノーケルをされる方は水着を着用の上、タオルをご持参ください。
※スナックは変更になる場合があります。
なんと今日一番たくさん釣れたのは、ツアーに参加した最年少の男の子でした。あまり糸を深く落とさないで、海面におびき寄せるのが彼の手法だとか!大人顔負けですね。釣ったリーフフィッシュは海に返してあげましょうね。
朝いっぱい食べても、泳ぐと何故かお腹が空く?
ちょっと小腹が空いたらピーナツサンドと冷たいアイスティーで自由に腹ごしらえ。もしも雨やスノーケリングの後寒く感じたら、体を温めるホットコーヒーも用意されています。
イルカも見れたし、お洒落で快適なヨットクルーズでリラックス。
釣りが終わると、またのんびり優雅なクルーズを楽しみながらアガットマリーナに寄港します。
ああ、なんという贅沢な時間。美しい海と空を眺めながら、最高にリラックスした時間を過ごすことができます。(ツアーの様子はこちらの動画もご覧下さい。)
左からマークさん、船長のケンさん、ガイドのジェニーさん
今日のクルーの皆さんは船長さんも含めて3名。グアムの公式観光ガイドのライセンスを取得したジェニーさんは、日本語が少し分かります。ヨットのクルーとしてセイリング作業も手伝いながら、グアムの海やイルカについての色々なことを、日本語を使ってガイドしてくれたり、記念写真を撮ってくれたりします。
あれ?ところで、すっかり忘れていましたが、
私、ぜんぜん船酔いしていませんでした!こんなことは初めてです!
このカタマランヨットで行く「イルカウォッチングアドベンチャー」、船が苦手だからと今まではドルフィンウォッチングを敬遠していた方にこそ、ぜひ体験してみてほしい快適なツアーですよ!
※撮影協力:タートルツアー(Kloppenburg Enterprises, Inc.)