ホテル・ヴァカンスを制覇する
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こちらがオンワードタワーのお部屋からの花火。 午後9時から20分ほど、色とりどりの花火が打ち上げられました。
グアムの面積は淡路島より一回り小さいくらいと言われていますが、淡路島を知らない人にとっては見当がつきませんよね。グアム島は549㎢、東京23区は621㎢、大阪市は222㎢ということですから、東京23区よりもやや小さく、大阪市の2倍強という広さです。 この小さい島で暮らしていると、時々どこかに行きた~い、という衝動に駆られます。グアムに暮らす人にとっては、週末の行楽を兼ねた一泊旅行のような遊び方が難しいのです。 そこで、グアムに暮らす人が手軽な非日常体験を味わうために行くのが、そうです、皆さんがお泊まりになるホテルへの一泊旅行です。ちょうど都内の一流ホテルで週末を過ごす気分に似ているんじゃないでしょうか。今回はアメリカの独立記念日に合わせてオーシャンフロントのお部屋をリザーブ、テラスから美しい花火見物が叶いました。
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お部屋のベランダの対面に見える花火はこんな大きさです。 街の夜景をバックに花火見物できます。
7月のグアムは4日にアメリカ独立記念日(インディペンデンスデー)、21日にグアム解放記念日(リベレーション・デー)と、おめでたい祭日が続きます。いずれの日にもアガニア湾で花火が上がり祝賀ムードを盛り上げます。プライベートルームから見渡す花火、なんともリッチな気分です。ということで今回はウォーターパークもあり、花火が見えるホテルということで、オンワードビーチリゾートのオンワードタワーを予約。施設内のサービスをフル活用してツーリスト気分を満喫し、リフレッシュしてきました。
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午後2時、チェックインのためフロントに向かうとロビーは多くの旅行者で賑わっています。ロビー正面には海を一望するコーヒーショップ"ベイビュー"は、美味しいホームメイドチーズケーキが人気です。サンドウィッチなどの軽食もあるので、午後のティータイムにも使えます。
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二人でゆっくり休める大きなベッド。 バルコニーからは右手にウォーターパーク、 左手にアガニア湾の海岸線を眺めます。
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歯ブラシやヘアブラシなど基本的なアイテム以外に スパ系アメニティまで用意されていました。(左) 一番大切な海を見渡すバスルームの写真を撮るのを忘れてしまいました。 こちらの写真はオンワードビーチリゾートさんから拝借しました。(右)
チェックインするなり子供達は一目散にオンワードタワーへ小走りに向かって行きました。ルームキーでエレベーターロビーのドアを開けます。オンワードタワーには宿泊者だけが入れるようセキュリティー体制も整えられています。お部屋へ着くと、キングサイズのベッドが二つ、白を基調に清潔感のあるシンプルなインテリアがしつらえられています。あの海に面したバスタブもありました。
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はやる気持ちを抑えてハイポーズ! 明日も遊べるから焦らなくていいのよ!
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荷物を置いて水着に着替え、ウォーターパークへ出かけました。入り口、そしてウォーターパーク内のあちこちに記念写真用の顔を出す看板が備え付けられています。 ウェーブプール、流れるプール、スライダーを飛び回って遊びます。入り口のカウンターでボディボードの貸し出しをしているので、ウェーブプールではインストラクターのレッスンも受けられます。 子供達は数回のトライで、すんなり波に乗れるようになっていました。そしてスライダーは4種類、一番スリルがあるのはD、トンネル型で急降下があり浮遊感も楽しめます。もう必要なくなりましたが以前は子供用プールには、ずいぶんお世話になりました。 特に屋根のある子供用プールは、小さなお子様には優しい気配りです。 今もイルカやカエルのスライダーに小さなお子さんは夢中のようです。午後5時、今日はこのあたりでウォーターパークを引き上げます。
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ウォーターパークのゲート付近にある"健康の道"。 形のまちまちな石のタイルが組まれています。 備え付けの足裏ツボマップを参照しながら、 痛~い感触を味わいながらお部屋へ向かいます。
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静かなラウンジでは思い思いにみなさん寛いでいました。 アウトドアのテラスも3コーナーあり、夜風も気持ちよかったですよ。
夕方にタワー宿泊者とウィングの一部の宿泊者だけが利用できるタワーラウンジの下見に出かけると、ちょうどハッピーアワーでワインやビール、おつまみ数種が用意されていました。プライベートテラスでワイン片手に和んでいる人、テレビを見ている人、日本の新聞を読んでいる人、お絵描きしている子供等、それぞれにリラックスしてサンセットまでのひとときを過ごしているようです。コーヒーやアップルジュースなどの飲み物は終日提供されていました。
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私たちは鉄板焼きをいただきましたが、 しゃぶしゃぶやすき焼きの食べ放題もあり、 テーブル席では鍋を囲むファミリーを沢山見かけました。
サンセットに合わせて嵯峨野レストランへ。こちらの鉄板焼きカウンターから見渡すアガニア湾は美しく、今の時期サンセットが岬に沈むのを眺めることができます。こちらでは手頃に味わえる鉄板焼きや鍋のセットが好評です。 今回はリブアイステーキとロブスターがセットになったコースをオーダーしました。お肉は脂がのって柔らかく、ロブスターもミソがたっぷりで美味しかったです。前菜のポキ、サラダがさっぱりとした味付けで、肉やロブスターの味を引き立てていました。親子4人で3人分オーダー、食べきれないほどのボリュームでした。 最後に抹茶アイスで締めくくり、サンセットを正面に見ながら、鉄板焼きシェフのパフォーマンスを楽しみながら、最高の夕食でした。
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食べるのに忙しく、リブアイステーキの写真を撮り忘れてしまいました。 カウンターからの眺めも良く、7時前にサンセットを迎えました。
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食後には散歩を兼ねて館内を偵察。ウィング棟地下1階にアミューズメントルームを発見、卓球やビリヤード、テーブルサッカー、そしてゲーム機がずらりと並んでいます。奥には小さなお子様用のプレイルーム、ゴルフの練習用ブースもあります。 今回は花火の時間が気になるので、いくつかゲームをして退散しましたが、前回はビリヤードと卓球で2時間ぐらい遊んだんじゃないでしょうか。
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インターネットが利用できるリエゾンルームは24時間利用できます。
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ご覧ください。この美しいアルパット島の景色。朝7時、アガニア湾浮かぶアルパット島、快晴の空、澄み切った海の水。この景色でグアムの美しさを再認識させられました。涼しい早朝に、ビーチウォークに出かけることにしました。
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オンワードビーチリゾートからぐるりと湾に沿って、アルパンビーチタワーまで白い砂浜を歩くことができます。早足で往復30分ぐらい、ゆっくりペースで往復40分ぐらいでしょうか。ビーチウォークをするローカルとすれ違い様に挨拶したり、釣りをする人を眺めたり、ヤドカリを探したりしながら朝のすがすがしい空気をたっぷり吸って、潮の香りを五感で楽しみます。
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一汗かいた後は、タワーラウンジで朝食です。パンケーキやサンドウィッチなど洋食のメニューだけでなく、御飯に焼き魚やみそ汁といった和食メニューも並びます。いずれも上品な薄味で気に入ってしまいました。宿泊していなくても食べに来たい朝食でした。
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ウォーターパークがオープンする9時30分まであと一時間。マリンクラブでカヤックを借りて無人の島、アルパット島へ渡ることにしました。カヌーは3人乗りなので、カヌーにグラスボートを繋いで4人で出かけます。15分程度でアルパット島へ到着、シュノーケリングや海水浴を楽しめます。 が、ウォーターパークのオープンが気になる私たちは、すぐ引き返します。どうも潮の流れのせいか、行きより帰りの方が大変です。結構疲れてしまいました。歩いた方が良かったかしら...。
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宿泊ゲストにはチェックアウト後も夕方5時まで、ウォーターパークで遊べる特典がついています。昨日同様、ウォーターパーク内のプールを制覇する勢いで遊びます。 本日の目玉は、日本未上陸の絶叫スライダー"マンタ"。12mもの高さから浮き輪に乗り、下が見えないほどの急斜面を垂直体感で急速落下する絶叫スライダーです。 急降下の後は、対面を頂上まで上り詰め、今度は突如バックで急降下。楽しそうに滑ってはまた階段を上がって行く若者達を横目に今回は10才の息子に挑戦させました。 "マンタ"については、以前のWEEKLYの中の絶叫アクティビティ編でご紹介しています。動画もありますので、こちらをどうぞ。 http://weekly.visitguam.jp/2010/03/post-57.html オンワードの施設を制覇するつもりで出かけましたが、体験できなかったことがまだまだあります。フィットネスジム、サウナ&マッサージ、イタリアンレストラン、ディナーショー...、パラセイリング、ジェットスキー、ホテルから一歩も出ずともこれだけ遊べるとは驚きです。制覇するには3泊ぐらいはかかりそうですね。 <インフォメーション> Onward Beach Resort(オンワードビーチリゾート) 電話番号:671-647-7777 住所:#445 Gov Carlos.G.Camacho Rd, Tamuning Guam 96913 Onward Beach Resort Water Park(オンワードビーチリゾート・ウォーターパーク) 営業時間:9:30AM~5:30PM 年中無休:なし 電話番号:671-647-7777 http://www.onwardguam.com 料金 リゾートパック(ウォーターパークとビーチアクティビティがセット) 大人$48 子供(5才~11才)$24 ※その他にもパラセーリングやマリンジェット、イルカツアーがセットになったパッケージもあります。