3月15日(日)、グアム日系人協会(GUAM NIKKEI ASSOCIATION)主催の2026年サンド・スカルプチャー・フェスティバルがイパオビーチで開催されました。海辺で創造力を楽しむこのイベントに、地元住民や学校、子どもたちが中心となって参加しました。参加者は砂という自然素材を使い、グアムの自然や海の生き物、日本文化などをテーマに、想像力とチームワークを発揮しながら作品づくりに取り組みました。3月は雨が続いていましたが、この日は青空が広がり久しぶりのビーチ日和となり家族連れや観光客の姿が多く見られました。

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こちらははグアムの象徴であるラッテストーンやイルカをテーマにした作品の制作中。特にラッテストーンは上部が大きく重心が高いため砂で再現するにはしっかりとした土台作りが欠かせず、見た目以上に難しいモチーフです。それでも参加者たちは試行錯誤しながら形を整え、グアムの文化と自然を感じさせる力作を完成させていました。

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こちらの作品は、日本の鳥居とグアムの自然を象徴する島の形やプルメリア、カメを組み合わせた文化の融合を感じさせる力作でした。カメの下には卵が作り込まれており産卵のシーンを砂で再現するという細やかな表現が印象的でした。砂ならではの柔らかさが生きた心温まる作品となっていました。

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砂で作られたとは思えないほど迫力満点のお相撲さんの作品が、会場の視線を一気に集めていました。大きく張り出した身体と小さな顔の組み合わせがユーモラスで、どっしりと構える姿はまさに“砂の力士”。ビーチの明るい空気の中でその堂々たる姿が圧倒的な存在感を放っていました。

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グアムで活動する和太鼓グループ「グアム和太鼓塾ドルフィンジャンプ」の皆さんによる力強いパフォーマンスも、会場を大いに盛り上げていました。太鼓の一打が響くたびに観客の胸にも振動が伝わるような迫力があり、ビーチの開放的な空気の中で和太鼓の音色が力強く広がっていきました。和太鼓塾は日本文化を次世代につなぐことを目的に、演奏だけでなく、ワークショップを通して日本の伝統文化に触れられる場としても活動しているそうです。

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ビーチでは子どもたちが思い思いに砂遊びを楽しみ、のびのびとした休日を過ごしていました。小さな手で一生懸命つくり上げた可愛らしい砂のアートも並び、その姿に大人たちも思わず笑顔に。会場全体がほっこりとした癒しの空気に包まれていました。

sandfes7sandfes8このサンド・スカルプチャー・フェスティバルはグアムに暮らす人たちが気軽に集まり、文化やアイデアをシェアできる温かいイベントになりました。海辺で砂に触れながら自由に作品をつくる時間は、自然と人とのつながりを感じられるひとときでした。地域のみんなが集まって創造性と交流があふれる一日を過ごせるこのイベントは文化を未来へつなぐ大切さや、若い世代が参加する意味も伝えてくれます。グアムに来たらビーチで砂アートを楽しんでみるのもおすすめ。気軽にできて、最高の思い出になりますよ。

 

 

<インフォメーション>

グアム日系人会主催サンド・スカルプチャー・フェスティバル (Guam Nikkei Association Sand Sculpture Festival) 

開催場所:イパオビーチ

開催日:2026年3月15日

時間:9AM-3PM