
グアムでは雨季から乾季へと移り変わり、外で過ごす時間がより多くなってきました。今回は以前お知らせした9月に開催されたイベントの模様をお届けします。1つは「ドニフェスティバル(Donne' Festival)」。毎年9月に開催され、ローカルの人々が楽しみにしているイベントです。もう1つは「グアムサンドアートフェスティバル(Guam Art Festival)」。この日は青空が広がるビーチ日和。イパオビーチに砂で作った素晴らしい作品が並びました。
低気圧の通過により雨が多かった9月半ば。9月13日(金)~15日(日)のドニフェスティバル開催期間は雨も降りましたが時折晴れ間があったりと、それまでの悪天候を考えると無事に開催できたことを喜ぶ人が多かったようです
イベントでは例年通り、ドニ(唐辛子)の大きさやドニを使った料理、デザートを競うコンテストが開催されました。もちろん、自慢の自家製ドニ・ディナンシェ(Donne' Dinanche', 唐辛子のペースト)を販売する人たちも。
毎年このイベントに足を運ぶ筆者の個人的なお目当ての1つは、実はこのドニ・ディナンシェ。炒め物にもスープにもテーブル調味料としても活躍するドニ・ディナンシェはグアムの家庭になくてはならない存在です。
もう1つのお目当てはドニの植木。デデドで開催される朝市や他のローカルイベントでも植木販売はあるのですが、ドニの植木はこのドニフェスティバルが一番充実しているような気がします。ドニと一言で言っても種類は豊富。辛いモノ好きの中には料理によってドニの種類を使い分ける人もいるほどです。今回は現金の持ち合わせが足りずに購入を断念。
その他にも立ち並ぶ飲食や物販のブースにはバーベキュー、グアム産の新鮮野菜、伝統的な手作りアクセサリーなどグアムのイベントでは定番のものが登場し、来場者を楽しませていました。
9月21日(土)にイパオビーチで開催されたグアムサンドアートフェスティバルは、時折スコールはあったものの素晴らしい快晴に恵まれました。ビーチを訪れると皆さんサンドアート製作のまっただ中。
海を背景に並ぶ砂で作られた海洋生物たち。どれも作り手によるオリジナリティーが溢れ出る素敵な作品ばかりです。
隣接するガバナー・ジョセフ・フローレス・メモリアルパーク(Governor Joseph Flores Memorial Park, 通称イパオビーチパーク)ではグアムメイドの商品を販売する店や、イベント主催者であるグアム コスタルマネージメント プログラム(Guam Coastal Management Program)の関係団体などがブースを並べ、グアムを取り巻く海洋環境について訪れる人に呼び掛けていました。
これからの時期は気候もよく、ホリデーシーズンやクリスマスに向けてイベントも増えていきます。ぜひグアムならではのローカルイベントにも足を運んでみてくださいね。