公園やビーチの閉鎖、学校の休校措置など昨年3月から始まったグアムのコロナ禍。この10か月の半分以上が、グアム政府が設定した4段階の復興ガイドラインの中で最も厳しい「PCOR1(Pandemic Condition of Readiness )」の状態にありました。学校は先日ようやく再開しましたが、とにかく大人も子供も運動不足!Stay-at-Home が発令された時はとりあえず家で食べるしかない!なんて状況が長く続きました。

そこで、外出が可能になってからよく出かけるようになったのがこちら、デデド地区にあるグアム スポーツ コンプレックス(Guam Sports Complex)。コロナ禍以前から、こちらでは朝夕、ジョギングに励む人の姿が多く見られましたが、現在も多くの人が体を動かしにやって来ています。
撮影時は少し時間が早かったためか人は多くありませんでしたが、涼しい時間帯になると人が集まってきます。ちなみに運動時はほとんどの人がマスクを着用していません。

グラウンドの一角にあるこちらの鉄棒等では筋力トレーニングする人も。
現在、タモンでも夕刻には多くの人がジョギングやウォーキングをしていますが、整備されたこちらの施設の方が走りやすさ、運動しやすさは抜群!

子供とよく訪れるのは同じくデデド地区にあるスケートボードパーク。ポップなイラストが大量に描かれた子供や若い人に人気の遊び場です。
グアムでもスケボーカルチャーは小さな子供から大人にまで浸透。訪れた日には小学低学年から髭を生やしたおじさんまで、幅広い年齢層が集まっていました。

技を披露し注目を集めるおじさん、さまざまな小技を繰り返し練習する高校生らしき若者、ビギナーらしくヘルメット、膝・肘当て着用で果敢に挑戦する小学生まで、学校が再開する前の週の平日の夕方、子供たちが外に出て元気に遊ぶ姿はやはりいいものですね。

日本では「コロナ太り」という言葉が誕生しましたが、グアムでも状況は同じ。ニューノーマルな暮らしに慣れてきた今、屋外で気持ちのいい汗をかきながら、昨年増えてしまった体重を今年早いうちに元に戻したいですね。