野口貴裕氏撮影のピンクアネモネフィッシュ。
写真キャプション:メスになったばかりのクマノミの初々しさに、思わずシャッターを切っていた。
太田順之氏撮影のアダプタブルシュリンプ。
写真キャプション:ヒトデに寄生するエビの仲間。
この写真ではオレンジ色だが、宿主により体色を変え、カモフラージュする。
医者、弁護士など仕事を終えた多くのVIPが駆けつけました。
3フロアに渡ってこのようにディスプレイされていました。
各写真には日本語の説明もあります。
これらの写真を見ると、ミクロネシアの海にいかにユニークな生き物が息づいているかがわかります。一流のダイバーであっても天候やポイントを選ばないと巡り会えない海の営みの瞬間を捉えるため、長年に渡り何度も何度も、この海域を訪れシャッターを切り続けているのです。
今回展示されている貴重な写真の数々は、地上では巡り会えない生命の輝きと多様性を見せつけてくれます。そして鮮やかな色、自然が生み出すドラマは人々の心を打ち、自然を愛でる心を育てくれます。そして世界有数の美しい海に囲まれた地域で暮らすことの素晴らしさを感じずにはいられません。今回のパーティにはグアムの芸術や文化に貢献するマスターの称号を持つ方たちも参加ししていました。
グアム特有のチャモロ・ダンス。自然の恵みへの感謝を動きの一つ一つで表現しています。
軽快で力強い太鼓のリズムが踊りをリードします。
チャモロ・ダンスの男性バージョンに見られる、スティック・ダンス。言葉はすべてチャモロ語。
意味はわからなくとも、若者たちのかけ声や歌声にスピリチュアルな感動を受けます。
アパレルの3階フロアには古代チャモロ時代から伝わる、ヤシの葉工芸コーナーが登場。
ヤシの葉で編んだ薔薇を手首に巻いてもらったり、葉編みの魚をお土産にいただいたり...。
パーティではグアム伝統のチャモロ・ダンスショーやヤシの葉工芸のデモンストレーションも行われました。ルイ・ヴィトンは各地で地元の文化や伝統を重んじ、サポートする活動を長年続けているのです。グアムでもまた、島独自の風情を伝承する活動をサポートしているのです。世界中の景色やライフスタイルが違うからこそ旅は楽しく、魅力的なんですものね。ようやく、旅をテーマに作品を作り続けるルイ・ヴィトンが文化や伝統に傾倒する理由がはっきり理解できた気がしました。
ルイ・ヴィトングアムの総支配人を勤めるエドゥワード・ファウレ(Edouard Faure)氏。
ブラックスミス(鍛冶屋)のマスターであるルハンさんを囲んでハイポーズ。
一番左はヤシの葉工芸や彫刻で伝統の技法を受け継ぎ斬新な作品を発表しているフィリップ・サブランさん。その隣は刺青師としてマスターの称号を持つマリアヤター・マクドナルドさん。
写真家の野口貴裕氏のもとには、ミクロネシアの海について
質問を投げかける人の輪がいつもできていました。
一流ブランドが軒を連ねるタモンサンズプラザの一角に
3フロアのルイ・ヴィトン・グローバルストアがあります。
今回展示されている作品は野口貴裕氏と太田順之氏の二人の日本人写真家によるもの。ミクロネシアの光り輝く透明な海の豊かな恩恵に焦点をあてた作品ばかりです。お二人ともサイパン在住で、野口貴裕氏は近くプロカメラマンとしてミクロネシアの水中世界を中心に活動の幅を広げて行く予定です。今回の展示写真販売のすべての収益はグアム芸術人文科学協議機関(CAHA)のマスタープログラムへ寄付されます。
グアム芸術人文科学協議機関(CAHA)に関する情報はこちら。
http://www.guamcaha.org/
CAHA及びマスタープログラムについては
以前WEEKLYでもご紹介しています。
http://weekly.visitguam.jp/2010/08/-the-lure-of-the-sea.html
<インフォメーション>
店名:ルイ・ヴィトン タモンサンズプラザ グローバルストア
営業時間:10:00AM~10:00PM
定休日:無し
住所:1082 Pale San Vitores Road, Tumon Sands Plaza , Tumon, Guam 96931
ロケーション:タモン地区
電話番号:671-646-6232
URL:ルイ・ヴィトン http://www.louisvuitton.com/
タモンサンズプラザ http://www.guamtsp.com/