5月24日(水)から25日(木)にかけてグアムを襲った台風マーワー(Mawar)。甚大な被害を被ったグアムについて、6月1日(木)現在の状況を報告します。

台風一過から1週間が過ぎても島の多くの地域で停電、断水が続いており、島民の生活は厳しい状況が続いています。

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(6月1日のタモン中心部の様子)

ツーリストが集中するタモンでは一部エリアでは電力が復旧しているものの建物や設備に被害をうけ、営業を再開できない施設、店舗が数多くあります。

オープンしている店舗は飲食店が多く、空港閉鎖により足止めされていたツーリストや自宅での調理が困難な島民が訪れています。(グアム国際空港は5月30日に旅客機の運航が再開されています)しかし、電力不足によるものか店内飲食はできずテイクアウトのみ、クレジットカードは使用不可で現金のみの取り扱いという店も多くあります。

タモン中心部で現在営業しているレストランはカリフォルニアピザキッチン(California Pizza Kitchen)、ビーチンシュリンプ(Beachn' Shrimp)、イートストリートグリル(Eat Street Grill)、アイホップ(I HOP)など。

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(5月26日のタモン中心部の様子)

ホテルに関しては、ザ ツバキ タワー(The Tsubaki Tower)、ホテルニッコーグアム(Hotel Nikko Guam)、星野リゾート リゾナーレグアム(Hoshino Resort RISONARE Guam)、ウェスティンリゾートグアム(The Westin Resort Guam)、デュシタ二グアムリゾート(Dusit Thani Guam Resort)など多くのホテルが新規の予約受付を一時中止しています。

赤いシャトルバスも6月11日まで全線運休しています。

引き続き、グアムの復興の状況をお伝えしていきます。