
第37回グアム・ミクロネシア アイランドフェアは2025年6月7日(土)と8日(日)に、タモン地区のガバナー ジョセフ フローレス メモリアルパーク(イパオビーチパーク)で開催されました。特に8日(日)はあいにくの雨模様となり、残念ながら屋外でのパフォーマンスは一部変更を余儀なくされたようです。
メイン会場ではライブバンドが陽気なアイランドミュージックを奏で、雨の中にもかかわらず傘をさしながらリズムに合わせて踊り出す人々の姿が見られました。まさに、雨にも負けないアイランドスピリットを象徴するグアムらしい光景です。
テントの下では雨が小ぶりになるのを待つ人々もいました。
いつもなら子どもたちに大人気のカラバオライドも、この日はカラバオも雨宿り。
しかし、そんな天候にもかかわらずミクロネシアの豊かな文化を紹介するテント内のブースでは、各島の代表者が伝統工芸品の紹介や展示販売を行い、訪れる人々を温かく迎え入れてくれていました。
中でも目を引いたのは貝のアクセサリーや、ココナッツから彫り出したカメやタコなどの海の仲間たちをモチーフにしたインテリアアイテム。これらはすべてがハンドメイドで、ココナッツから一つ彫り出すのに3~4時間もかかるそうです。
ヤシの葉で魚を編むデモンストレーションや、来場者も一緒に体験できるブースもあり私たちが忘れかけていた素朴な南国文化を肌で感じられる貴重な体験となりました。
子どもたちのために用意された移動遊園地のようなミニバイキングや汽車の乗り物も、あいにくの雨で一時中断となっていて残念。
晴れていればもっと多くの人々がこうした楽しい体験ができたことでしょう。それでも、このフェアは悪天候の中でもミクロネシアの温かい文化とそれを楽しむ人々の陽気な交流が心温まる記憶に残るイベントとなりました。来年は晴れるといいですね!
第37回グアム・ミクロネシア アイランドフェア(37th Guam Micronesia Island Fair)
■日時:2025年6月7日(土)・8日(日)
■場所:ガバナー ジョセフ フローレス メモリアルパーク
(Governor Joseph Flores Memorial Park, 通称イパオビーチパーク)