グアムに来たら体験してほしいものの1つがチャモロ料理。チャモロ料理はグアムや北マリアナ諸島に続く伝統食で、味付けは日本人の口に合うものが多く挑戦しやすい料理です。チャモロ料理というとバーベキューを思い浮かべがちですが、家庭の日常の食卓に登場する料理もたくさんあります。

今回はタモンでチャモロの家庭料理を提供するレストラン、ブレイズ(BLAZE)の紹介です。タモン中心部から歩いて10分ほどのアカンタモール内にあります

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レストラン&バーということで、店内はテーブル席の他にカウンター席、そしてテラス席も用意されています。

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ディナーメニューはアルコールが進みそうな肉やシーフードの串焼きをメインにアペタイザーも充実。ステーキやグリル料理、そしてキッズメニューもあり、家族で訪れることもできます。

今回紹介するのはランチメニュー。メニューはハンバーガー、丼物、フライドライス(炒飯)とグアムの人の大好物ばかり。もちろんチャモロ料理もグアムの人にとっては定番の人気メニューです。

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まずはこちら。牛肉を使った料理でチャモロ・ビステキ(CHamoru Bisteak, $17.99)。味付けは醤油と酢(またはレモン果汁)で、色が濃いのはアチョーテという植物の赤い実から採った水で煮込んでいるから。酢を使っているのでさっぱりとした味わいで、白いご飯とも相性抜群。日本人も抵抗なくおいしくいただける料理です。

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個人的なおすすめはティナタック(Tinaktak)と呼ばれるココナッツミルクを使った料理。具材は牛肉やシーフードが多く、こちらのレストランでもビーフティナタック(Beef Tinaktak, $13.99)とシーフードティナタック(Seafood Tinaktak, $22)が登場。

ティナタックは彩りが美しい野菜をたっぷり使うのも特徴で、具材の旨味とココナッツミルクが相まり豊かな味わいを楽しめます。意外かもしれませんが白いご飯ともよく合い、ということは日本人にもおすすめのおいしさです。

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最後はシーフードで、パロットフィッシュ(Parrot Fish)というハタの仲間の姿揚げ。大きさは20cmから大きなもので30cm近くのものもあり、なかなかの迫力です。こちらのお店ではココナッツミルクと葉野菜を使ったハガン スニ(Hagan Suni)と呼ばれるものが添えられています。こちらもチャモロ料理の代表的なものです。

残念ながらチャモロ料理を提供するのはランチタイムのみということですが、ツーリストが足を運びやすいロケーションにあるのでぜひ訪れてみてください。また、夜のお料理もおいしそうで、店の雰囲気も良さそうです。機会があれば夜のお料理も紹介したいと思います。

 

<インフォメーション>
店名:ブレイズ(BLAZE)
ロケーション:タモン地区アカンタモール内
営業時間:月~金曜日12:00PM~、土・日曜日5:00PM~
定休日:なし
URL:IBlaze Restaurant & Bar(@blaze_guam) • Instagram