海やグルメ、ショッピングだけでなく、ここ数年はマラソンやトライアスロンなどのスポーツイベントでも注目を集めている、グアム。日本や韓国、台湾、アメリカなどの島外からも参加者が集まるなど、国際色豊かなスポーツイベントが増えてきています。その代表イベントとも言えるのが毎年10月に開催される、グアム政府観光局主催の「グアム ココハーフマラソン&駅伝リレー(Guam Ko'ko' Half Marathon & Ekiden Relay 2014)」。今年の開催は10月19日(日)で、ただ今参加者のお申し込みを受け付け中です!

今年で第9回目となる、グアム ココハーフマラソン&駅伝リレー。
この美しい海岸線のコース(ハーフマラソン)を一緒に走りませんか?

元は「グアム ココ ロードレース(Guam Ko'ko' Road Race)」として始まり、今年で9回を迎える、グアムの一大スポーツイベント「グアム ココハーフマラソン&駅伝リレー」。日本からの参加者も年々増えており、昨年は約2,000名のランナーのうち500名ほどが日本人でした。多い年には参加者の約1/3を占めることがあり、過去にはAKB48メンバー、清水圭さん、SHIHOさん、諸星和己さんなどの有名人が参加しています。全体の参加者も年々増加しており、ツーリストの方々にはあまり知られていないかもしれませんが、ランニング愛好会の多いグアムの人にはとっても人気のイベントなのです。

グアム ココハーフマラソン&駅伝リレーは、名前の通り、ハーフマラソン(21.0975km)と駅伝(20.2kmを4人1チーム(1人約5km)で走る)の2種目があります。ハーフマラソンは本格的に走り込んでいるマラソン愛好家に人気があり、駅伝はランニングビギナーや、日頃の運動不足解消を兼ねて友達や家族、社員旅行でチームになって参加する方が多いようです。

スタート前には古代チャモロの格好をした男性が、
かがり火や幻想的なホラ貝の音色でイベントを盛り上げます。
都会のマラソンイベントにはない、アイランドらしい演出も見ものです。

ハーフマラソンのスタートは午前5時、駅伝は午前5時15分。
夜明け前の真っ暗な時間帯です。

ハーフマラソンのコースは、国際陸上競技連盟(IAAF)公認のコース。ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)をスタートし、首都ハガニアを抜けてアサン村で折り返し、再びガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)に戻ります。コースの半分以上は海岸線に沿ったマリン・コア・ドライブ(1号線)。夜が空けて朝日に輝く美しい海を眺めながら走るのが、このコースの醍醐味です。昼間とは全く違った穏やかな景色と爽やかな風を楽しめることで、島外から参加するランナーには特に人気のコースです。

ハーフマラソンに参加する方は、朝日に輝く海を眺めながら海岸線を走ります。
この美しい景色は、グアム ココハーフマラソン&駅伝リレーならでは。

ハーフマラソンの制限時間は4時間のため、
スタートから2時間で折り返し地点を通過する必要があります。

駅伝もガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)がスタート&ゴール地点。パシフィック・スター・リゾート&スパ(Pacific Start Resort & Spa)の前の坂道を上がり右折し、マリン・コア・ドライブ沿いのユナイテッド・エアラインオフィス前で折り返します。駅伝の中継ポイントでは、ランナーが帰ってくる度に大きな歓声に包まれ、盛りあがります。

ハーフマラソン、駅伝共に参加資格は14歳以上。
(但し、20歳未満の方は保護者の同意・署名が必要です。)
子供たちの元気な走りに、応援する方も元気をもらえそうです。
<撮影:伊藤みゆき>

走り終えたランナーたちは皆、
完走した達成感やベストを尽くした満足感、
たすきを繋ぎ続けた喜びに浸ります。

大会名称にある"ココ"というのは、グアムにしか生息しないグアム島の鳥「ココバード(Ko'ko' Bird)」で、別名「グアムクイナ」とも呼ばれる、絶滅の危機に瀕している貴重な鳥です。このイベントでは、エントリー料金の一部がココバードの保護活動に充てられます。先日行われた記者会見では、「グアム農務省(Guam Department of Agriculture)」の管理の下で飼育されているココバードが登場。体調20cmほどの小さく愛らしい姿を披露していました。

飼育係の手のひらに乗る、ココバード。

ココバードは、子供たちの自然学習や保護活動イベントなどへの参加のために、数匹だけこのように飼育係の手で大人しくするよう訓練されているそうです。現在はマンギラオ地区にあるグアム農務省で飼育されている他、グアム島南部の沖合にあるココス島で自然放鳥され、繁殖計画が行われています。皆様もこのイベントに参加することによって、ココバードを保護するお手伝いができるのです。

グアム ココハーフマラソン&駅伝リレーは、レースが終わってからも続きます。完走者全員に完走メダルが授与される他、ゴール地点となるガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)には消耗した体力を補うべくフードやドリンクが用意され、ステージではチャモロダンスパフォーマンスなども開催されますので、一緒に走った仲間や参加者同士で交流を深めることもできますね。

表彰式では、ハーフマラソン総合優勝者(男・女)や駅伝総合優勝チームの他、ハーフマラソンでは年齢別、駅伝では男性・女性・男女混合など、各カテゴリーの上位3名(3チーム)が表彰されます。
ハーフマラソン(男性・女性)、駅伝のそれぞれの総合1位には、なんと$1,000の賞金も予定されています!

ゴールした方全員が完走メダルをもらうことができます。
何よりの記念になりますね!
その他、参加者は全員オリジナルTシャツももらえます。

レース後に用意されている
「リフレッシュメント(Refreshment)」と呼ばれる、充実の軽食。
果物なども沢山用意されます。

ステージではチャモロダンスショーなど
様々なパフォーマンスが開催されます。

お申し込みは、専用エントリー用紙に必要事項を記入しグアム政府観光局宛てに郵送していただく他、日本最大級のランニングポータルサイト「ランネット(RUN NET)」、スポーツイベントサントリーサイト「スポーツ・エントリー(SPORTS ENTRY)」、「ローソン・スポーツ(LAWSON DO SPORTS)」の各WEBサイトなどのモバイルでお申し込みいただけます。エントリー受け付けが完了した後に、大会ガイドブックやナンバーカード引換券をお送りいたします。

エントリー費用は、ハーフマラソンは8,000円、駅伝は1チーム16,000円。締め切りは9月19日(金)です。ランニング愛好家急増中の日本の皆様、是非海外デビューをグアムでしてみませんか?海岸線沿いの美しいコース、そしてホスピタリティー溢れるおもてなしをグアムで体験してみませんか?皆様のご参加をお待ちしています!

開催概要やお申し込みの他詳しい情報は、下記グアム政府観光局のWEBサイトでご確認ください。
http://www.visitguam.jp/koko/2014/race.html