「ミス・ワールド」「ミス・ユニバース」「ミス・インターナショナル」と並ぶ、4大ミスコンテストのひとつ「ミス・アース」。地球環境保全が世界の関心を集める中で2001年に第一回が開催され、現在は90の国や地域が参加するまでに規模を拡大しています。グアムでは2008年から開催され、「ミス・アース・グアム」は環境問題に取り組むオピニオンリーダーとして、人々の環境保全に対する意識の向上を促すために精力的に活動しています。今回の15名の候補者たちはいずれも"GOING GREEN"、つまり自然環境の保護をモットーとしたライフスタイルを実践し、ボランティアやチャリティー活動に熱心に取り組んできた知的で人間性豊かな美女揃い。そんな2014年度と2015年度を兼ねた最終選考会の模様をお伝えします。
「ミス・アース・グアム 2015」に選ばれた、スカイ・ベーカーさん。 ビデオ編集が趣味という、高校3年生です。
グアムという土地柄、アジア系やスパニッシュ系との混血の方が多く、 15名の候補者はいずれもスタイル抜群で魅力的な美形揃いです。 まず白いミニタイトスカートで全員が自己紹介し、審査会が幕を開けました。
5番の女性はこの日サードランナーアップ、 つまりミス・アース・グアムに続く順位の3番目に選ばれました。 屈託のない笑顔が可愛い高校生です。
今回の選考会では、チャモロダンサーたちがステージを演出していました。 水着審査、イブニングドレス審査、スピーチ審査と続きましたが、 その間のブレイクタイムにショーを披露してくれました。
2012年度のミス・アース・グアムに輝いた、サラ・フィラッシュさんのステージ。 クリエーションと名付けられた、 グアムの誕生を表現した創作劇を披露してくれました。
会場に訪れたゲストもドレスアップ。 美に関心の高いグアムのファッションリーダーたちにとって、 ミスコンテストは一大イベントなんですね。
「ミス・アース・フィリピン 2014」や歴代の「ミス・アース・グアム」、 更には「ミス・パシフィカーナ」というニューハーフの方々の ミスコンテスト優勝者などが応援に駆けつけました。
外見だけでなく人間性や知性、感性、ユーモアセンスや社交性までが 選考基準となる、3時間を超える選考会。 8名のジャッジが厳しい目を向けていました。
会場にはファイナリストの友人や親戚も多く訪れていたようで、 お目当ての候補が登場すると、大きな声援が送られていました。
スレンダーなボディでトップ10に入賞した、 19歳のジャニー・ナウタさんの水着審査の模様。
イブニングドレス審査に臨む、ダニカ・ブランチさん17歳。 大人っぽく見えますが、ハイキングやサーフィンが大好きな現役の高校生です。
水着審査とイブニングドレス審査の後、 15名の候補者が10名に絞られました。
「ミス・アース・グアム 2014」に選ばれたエリン・ウォンさん18歳は 幼児教育と特別支援教育を学ぶ、グアム大学の学生です。
2014年度の優勝者であるエリン・ウォンさんは、2014年11月に開催される世界大会にグアム代表として参加することになります。そして、年間を通して"美"と"環境保全"のオピニオンリーダーとして活動します。フィリピンを旅した際に貧しい子供たちの置かれた環境に触れ子供たちの教育に興味を持ち、教育者になることを目指したという知性溢れる女性ですので、彼女ならグアム島民の環境保全意識の向上に大きな影響を与えてくれることでしょう。