日本の桜の便りが聞こえ始める季節になりました。春は1年で1番生活に変化が起こる季節です。 日本ではこの時期、卒業や入学、入社など人生の大事な分岐点に立つ方も多く、気持ちを新たにされているのではないでしょうか?子供たちも、ひとつお姉さんやお兄さんになる自覚を漲らせているに違いありません。

今年も「グアム ココキッズ ラン」は、清々しい晴天に恵まれた3月23日(日)に、ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)で開催されました。春休みに突入したばかりの日本からの子供たちも加わり、ローカルの子供たちと共に気持ち良く汗を流していましたよ。

朝晩涼しくて過ごしやすいこの時期は、早朝のランイベントに最適です。
10~12才は3.3km、7~9才は1.6km、4~6才は0.6kmと
3つのレースが用意されており、子供たちは真剣そのもの。
全力でがんばりました!

スタート前には、もちろん準備体操。
ズンバ(ダンスフィットネスエクササイズの1種)のお姉さんの
かけ声に合わせて飛んだり跳ねたり!

グアムにしかいない、絶滅種の島の鳥ココバード(Ko'ko' Bird)の
「チェルー(Che'lu)」君もみんなと一緒に準備体操。
握手したり記念撮影したりと、会場の人気者でした。

スタートの合図で、一斉に駆け抜ける子供たち!
最後まで諦めず、全員が自分のベストを尽くした
素晴らしい大会でした。

3.3kmと1.6kmのコースは、まず海岸を走ります。
朝日に照らされた美しいタモン湾に
お母さんたちの応援の声が響き渡っていました。

3.3kmコースのトップランナーがゴールしました!

日本からの参加者は年々増えており、今年は26名の子供たちが走りました。1年間がんばったご褒美に旅するグアムでの、このようなイベントへの参加は、子供たちにとっては新しい旅の楽しみ方になったり、目標になったりするかもしれませんね。

グアム ココキッズ ランの記念Tシャツ。
完走した参加者全員にプレゼントされていました。

Tシャツの他の参加賞には、マクドナルドのハンバーガー券、
グアム政府観光局のオリジナルココバードタオルやグアムブレスレット、
完走メダルなどがありました。

会場となったガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)には
レースを終えた子供たちが楽しめる遊びが沢山用意されていました。
こちらは巨大ボルダリング(ロッククライミング)!レースの疲れを感じさせませんね!

カラバオライド(水牛乗り)も登場。
レースにまだ参加できないちびっ子でも楽しめる遊びが盛り沢山。

ホラ貝吹きの体験コーナー。
最初は要領がつかめませんでしたが、唇をかすかに貝に当てて
思いっきり息を吹くと、唇がプルプル振動するのがわかります。
するとようやく「ボ~~」と音が!

塗り絵コーナーでは真剣に取り組む子供の姿が。
楽しいことには目を輝かせ、夢中になる姿は微笑ましい限りです。

こちらは似顔絵コーナー。
ローカルアーティストがボランティアで参加してくれました。

他にも多くのブースでレース後も大賑わい。
こちらはTシャツ配布のボランティアを担当してくれた
JFKハイスクールの生徒さんたち。
グアム ココキッズ ランには多くのボランティアが
手伝いに駆けつけてくれました。

レースの後には飲み物や果物などの軽食でリフレッシュ。

ハンバーガーなどを売るブースも登場。
軽食では物足りない、という方用にボリュームミールを提供していました。

グアム ココキッズ ランは、ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)と海岸のみがコースになっており、車道に出る事がありません。小さなお子様のはじめてのランにはうってつけです。毎年3月の春休み期間内に開催されますので、是非グアム政府観光局のウェブサイトで事前にチェックしてみてくださいね。グアムの子供たちが待っています!